敷地は古くからの集落と田畑の堺に位置し、田畑との高低差により開放的な風景が広がっています。全面道路は幹線道路ではないものの、朝夕などは交通量が多く、そのまま道路に対して開けた家にはできない状況です。またほぼ直角二等辺三角形に近い変形地でもあり、効率的な敷地の使い方と、道路・風景との関わり方がポイントとなる場所です。
そこで直角の2辺に居室を設置して、中央の三角の吹抜けに各部屋が面する構成とし、敷地形状への対応と家族のつながりを意識した住宅としました。吹抜けは玄関土間上に位置しており、「いってきます」「おかえりなさい」の声が掛け合える配置です。
設計:大塚 高史/大塚高史建築設計事務所
敷地面積 | 102.74㎡ |
延床面積 | 1F:60.73㎡ 2F:51.95㎡ 計:112.68㎡ |
構造・工法 | 木造・軸組 |
施行期間 | 4ヶ月 |
吹抜けから子供達の声が聞こえてくる家は、とても賑やかで、家族みんなが「早く家に帰りたい」と思う大切な場所になりました。
設計士の大塚さんや伊藤社長に多くのアドバイスを頂き、世界に一つだけの素敵な家になり、大変感謝しております。これから、家族みんなで過ごす日々がとても楽しみです。また、全ての工程に素晴らしい職人さんがおり、親切に丁寧に家作りをしてくださり、家族みんなの良い思い出となりました。本当にありがとうございました。