玄関を入って正面に接し、吹き抜けに階段がかかる通り土間を設け、家の中心に光だまりをつくります。南面は美しく高断熱の木製サッシによる大開口とし、庇により夏の日射を妨げながら、冬は太陽熱を取り込んで床コンクリートに畜熱します。
玄関には玄関側・トイレ側両方から使える手洗いを設置します。
光だまりとなる土間に接し、やわらかい間接光をとり入れます。土間の木製サッシや吉野材の化粧柱・化粧梁、壁・天井の漆喰塗装など、自然素材と光につつまれたくつろぎの空間です。キッチン横にはパントリーを設けてサービス動線を確保し、リビングを美しく保ちます。
設計:大塚 高史/大塚高史建築設計事務所
敷地面積 | 124.95㎡ |
延床面積 | 1F:74.56㎡ 2F:54.65㎡ 計:129.21㎡ |
構造・工法 | 木造・軸組 |
施行期間 | 6ヶ月 |