吉野材×高性能住宅
吉野材をふんだんに使用したモデルハウスが交野市私部1丁目に誕生しました。 これまでも吉野材を使用した家づくりを行ってまいりましたが、改めて吉野材の良さに触れ、吉野材が主役のモデルハウスを完成させる事となりました。

吉野材でつくる家

現在、木造住宅の構造材のほとんどは価格の安い輸入材が占め、木材の自給率低下や輸送による環境負荷、また林業の衰退による土砂災害など、多くの問題を引き起こしています。モデルハウスでは吉野材を使用して、地域の木による家づくり、そしてスギやヒノキの香る、癒しの空間を提案します。


吉野材の特徴として、

1.幹はまっすぐで年輪幅は狭く均一

2.節がない

3.色艶がよい

等が上げられ、全国平均以上の強度を持っています。

吉野材をふんだんに使用して建てられたモデルハウスは耐震性・耐久性に優れ、さらに高断熱・高気密を追求することで地震に強く、一年中快適に過ごせる住まい(※高性能住宅)が実現します。

高い環境性能

住まいの省エネ化は、光熱費の削減や快適性を追求することはもちろんですが、近年は気候変動対策、SDGsとの関わりも重要となっています。
また健康面からも対策が必要であることがわかってきました。例えば、現在、浴室のヒートショックで亡くなる方は年間19,000人にのぼると言われており、WHO(世界保健機構)は2018年「冬季室温18℃以上を強く勧告する」と発表し、断熱性の高い住宅の重要性をうたっています。しかし、日本の住宅の省エネ基準(ZEH(ゼッチ)、ZEH+など)は諸外国に比べてまだまだ低い水準にとどまっており、WHOの勧告を満たすには全く不十分です。

一方、さらに高い水準としては、産学連携による「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」が策定したHEAT20という指標があり、G1・G2・G3の3つの基準が提唱されています。これからの住まいを提案するモデルハウスとして、最も高いHEAT20 G3レベルの断熱性を持った住宅とし、最小限の空調で快適で健康的な室内環境を実現します。国も気候変動対策において重要な住宅分野の性能向上を進めるため、HEAT20と連動した断熱等5級以上の策定に向けて動き始めており、国の案ではG3レベルは最も高い等級7に相当します。また、実際の快適さのためには、冷暖房負荷の削減も必要です。このため、自然環境を活かすパッシブデザインの考え方に基づき、夏は庇により日射を遮りながら、冬は南側の大きな窓から取り入れた日射しにより土間に蓄熱し、夏は涼しく冬は暖かい空間をつくります。

※外皮平均熱貫流率(Ua値)とは、住宅の内部床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。


なぜ今、パッシブハウスのような高い環境性能をもった、省エネルギー住宅が注目されているのでしょうか?

その一つは、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが必要とされているからです。

 私たちの生活は利便性が進み、より生活しやすい社会になっています。エネルギーを使い生活することが当たり前になっている一方で、

地球環境を驚かしています。

 

地球環境問題について、一人ひとりが日常的にできる環境への配慮や心掛けが必要であり、重要となります。

そして、企業での取り組みもかかせません。

カーボンニュートラルはSDGsへの取り組みであり、弊社でも取り組んでいる目標内容をホームページに掲載しております。

 そのような背景があり、省エネルギー住宅がこれまで以上に注目されるようになりました。

 

そして国は、

新築住宅では、2025年には省エネ基準の義務化と、2030年までにZEH住宅の標準化

住宅改修では、窓の高断熱化を主とする改修など、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた住宅政策が掲げられています。

 

また、省エネルギー住宅は、健康に優しい住宅でもあります。生活の大部分を過ごす“住まいと健康の密接な関係”も明らかになっています。

日本の平均寿命と健康寿命を考えると、健康にも優しい省エネルギー住宅が必要なのかもしれません。

 

弊社の役割は、

地域の皆様にも省エネルギー住宅を身近に感じていただける機会を作ることではないでしょうか。

弊社モデルハウスは、省エネルギー性能に特化しております。